2012年3月17日土曜日

3/17 哲学カフェまとめ


第11回小金井哲学カフェ

テーマ:電車内での通話はなぜだめなのか。
posted at 15:06:41

A:携帯電話ができたときから、不思議だなとは思っていた。ふつうの対話と何が違うのか。
posted at 15:08:40
なんで禁止されているのかわからない。
posted at 15:09:19
C:個人的にはだめではないような気もする。なぜだめなのか、聞かれたときに答えられない。
posted at 15:10:11
D:なぜってのがわからない。どう説明したらいいのかわからない。
posted at 15:10:43

進行役:まず、「事実」を語ってみよう。
禁止されたのは何年前か。電車以外の他のところではどうだろうか。
posted at 15:13:10
B:事の発端はペースメーカーへの電磁波の干渉だったのではないか。
ただ、優先席以外の場所で電源を切れっていうのは、他の理由付けか。
posted at 15:14:35
海外では、べらべらしゃべっている人がいる。
posted at 15:14:59
C:デンマークでは、話していい車両が分けられている。
posted at 15:15:26
D:ペースメーカーになんかしらの影響を与えたという報告はない。
posted at 15:16:53

進行役:香港は飲食禁止。ケータイはべらべらしゃべっている。ドイツは、携帯OK。飲食も大丈夫。
posted at 15:17:54
A:日本もボックス席は大丈夫なものもある。駅弁もある。
posted at 15:18:43
B:昔の携帯電話は聞こえづらくて、大きな声でしゃべっていたのかもしれない。
飛行機、病院も、電磁波の関係で禁止されているのだろう。
posted at 15:20:22
A:タクシーはよし。バスはわからない。
posted at 15:20:39
D:ラーメン屋、カフェ、マックは大丈夫そうだ。
A:注意されるレストランはあるかもしれない。
posted at 15:21:33

進行役:では、ケータイで話しているのを聞いて、感情的に思う面についてはどうか。
posted at 15:22:12
C:中身が気になる。どんな話をしているのか。
posted at 15:22:30
A:「はしたない」という心情が入っているのかもしれない。
イヤホンの音漏れの延長線上か。自分の聞きたくないものを他人に聞かせてしまっている。
posted at 15:24:00
C:パトロールのためのものか。怪しい電話を管理するためだったのではないか。
posted at 15:25:39
B:独り言を横でぶつぶつ言われると不快、それに類するのか。
posted at 15:27:08
C:自分が思っていることと違うことが起こっていることへの違和感。
posted at 15:27:30
A;家電量販店やホームセンターで騒々しい放送が流れていて、それは許容できるのになぜなのだろうか。
posted at 15:28:30

進行役:それでは、電車内での通話を禁止することのプラス面についてはどうだろうか。
正当化できるならどのように可能だろうか。
posted at 15:29:34
B:抑圧することで、電話する人が何割か減っているだろう。
posted at 15:31:26
A:自分の縄張りを侵犯されることがない。
posted at 15:32:28
D:日本人特有と言われるものとして、恥の概念はどうか。
ルールは守られるべきであるという考え方がある。
posted at 15:32:53
A:静かになる。
posted at 15:33:55
B:携帯電話がうるさいことから生じる、乗客同士のトラブルを回避する。鉄道会社側の理由。
posted at 15:34:37
進行役:なぜ、ではトラブルが起こるような不快感は生じるのか。
posted at 15:35:14
A:鉄道会社のアナウンスがあれば、大義名分をもって、注意できる。
posted at 15:35:54
B:日本人は、通話がうるさかったときに鉄道会社に直接クレームを言ってしまう。
自己責任に多くを負っている国民性に対して、安全に安全を見込んだ基準を定める日本の国民性か。
posted at 15:38:36

進行役:では禁止することによるマイナス面はどうだろうか。
B:必要なときに電話できなくなる。電車の中の時間を利用できなくなる。
posted at 15:39:06
A:メールは許されているのになぜなのだろうか。
外国人はメールで連絡すればいいところでも、電話をする。
posted at 15:40:08
B:通話専用車両があったらどうか。サラリーマンなら多少料金を上乗せされても乗るのではないか。
posted at 15:43:34

進行役:そもそも、なぜ、電車内の携帯電話を不快に感じるのか。
posted at 15:45:31
C:酔っぱらいの方が、不快に感じる。
posted at 15:46:26
B:合理的な理由が見当たらない。
posted at 15:46:37
A:縄張り、期待することがキーワードか。常識みたいなところからの逸脱への違和感。
実害はないと思うが、反社会的な行為と認識することによって不快と感じるのでは。
posted at 15:47:29
D:横浜市営地下鉄は、全席優先席。何車両かに1つ、最優先席。
モラルがくずれているところがあるのではないか。
posted at 15:49:45

進行役:電車内での普通の会話にうるさいと思ったことはあるか。
posted at 15:59:12
A:自分の関心あるテーマならいいかも。
posted at 16:00:19
B:会話なら許される。一方通行の話に、不快感を感じているのでは。
posted at 16:00:59
進行役:ひとりごとには、同じものを感じるか。
D:ひとりごとは、自分の世界で完結している。
posted at 16:03:31
C:共同体から脱している感じへの違和感。車両の中で一体感をもっている。
posted at 16:06:11
A:電車の外部の空間と通じているのがよくないのでは。それが不快に感じるのではないか。
posted at 16:06:58
電車内では他の人を意識して、一種の共同体ができているのでは。
通話という外部とのつながりによって、共同体が破壊されているように思える。共同体外のよそものと話している印象を受ける。
posted at 16:07:36
共同体との関係が、なぜ日本人は電車内での通話を嫌うのかということの理由にもなるかもしれない。
posted at 16:09:00
B:車両と車両との間、その外部との間に境界ができている。
posted at 16:09:53
A:メールの場合は、他者から外部とのコミュニケーションをとっているようにはみえない。だから大丈夫なのではないか。
posted at 16:10:37
C:電車内の人が、外の人に答えて手を振っている。電車が発車して別れたあと、その人がどう振舞うのか気になる。
posted at 16:12:43
進行役:ふつうの意味での共同体とは違うのは、横の人とのつながりがないこと。暗黙の共同体。
posted at 16:14:10
E:その場合の共同体の規範はどこから来ているのか。浴びるようにアナウンスを受けている。
posted at 16:17:07

タクシーはどうか。私的な空間になる。
posted at 16:18:22
B:明文化しづらいし、根拠はないのではないか。しかし、そこに帰属意識がある。
posted at 16:21:17
D:もし車内での通話をルールとして禁止しなかった場合、どうなっていただろうか。
posted at 16:23:01
B:ルールがあろうとなかろうと、抑制する傾向になったのではないか。
posted at 16:24:24
A:街中でイヤホン、マイクをつけて話している人がいる。違和感がある。
posted at 16:30:09

進行役:電話と対面でのコミュニケーションはどう違うのか。
posted at 16:30:41
B:電話は、不完全なコミュニケーション。
posted at 16:33:24
進行役:対面でのコミュニケーションは完全なものか。書面の方が伝わるという人もいる。
posted at 16:33:58
B:テレビ電話も普及していない。望まれていない。
posted at 16:37:14
本当に重要なときに通用するかが基準か。
posted at 16:38:10

今日はありがとうございました。4名の方にお集まりいただきました。
posted at 16:44:07


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